使用方法
はじめに
- このプログラムは与えられた詰将棋問題を反復深化αβ法で解くものです。作意手順を得ることを第1目標としており、そのために多少思考時間を犠牲にしています。時間をかければどんな問題でも解けるはずですが、実際には手数が長くなると指数関数的に時間がかかってしまいます。
動作環境
- JDK 1.0.2 対応プラウザまたはApplet Viewer
動作確認環境
- Macintosh
- Netscape Communicator 4.01a
- Apple Applet Runner 1.5 (Mac OS Runtime for Java 1.5)
- Metrowerks Java 1.0.7 (CodeWarrior Pro1)
(注意) Mac以外の環境を試すことができないので、他のOSでの確認はとれていません。
使用方法
動作モード
- プログラムの動作モードは詰将棋解図モードと詰将棋入力モードがあり、起動時は解図モードです。モードの切り替えはメニューから行います。
入力モード
- 入力モードでは、駒パレットが表示されます。駒パレットで駒を選択し、盤面をクリックするとそこに駒が配置されます。持駒をクリックするとその持駒が1つ増えます。駒パレットで空白(一番下)を選択して盤面をクリックするとそのマスに配置されていた駒がクリアされ、持駒をクリックすると持駒がなしになります。メニューから"Clear"を選択すると盤面がすべてクリアされます。
解図モード
- メニューから"Tsume Solve"を選択すると、コンピュータが詰将棋を解き始めます。画面には、今何手の深さまで読んでいるか表示されます。解けると、思考時間と手順が表示され、ウインドウ下部の"<",">"ボタンで手順を再現することができます。
サンプル
- 入力モードでメニューから"Sample Problem"を選択すると、用意されているサンプル問題を入力できます。これらは、古図式として有名なものです。
Java Console
- Java Consoleには、デバッグ用のメッセージが表示されますが、無視してください。
- 万一、Exceptionが発生した場合、Java Consoleに表示されるエラーメッセージをコピーして送っていただけると、デバッグの役にたちます。
Etc.
- 最初は、プログラムをダウンロードしながら実行するため、実際の思考時間や表示される思考時間は多めになります。2回目からは通常となります。
制限事項
- Javaの日本語対応がまだですので、メッセージ等は漢字表示できません。ご了承ください。盤面はイメージとして表示しているので問題ありません。
注意
- Java Virtual Machineは安定したものをお使いください。メモリをたくさん使いますので、不安定なVMではフリーズすることがあります。
- Java Appletですので、思考時間はお使いのマシンの速度とJava VMの性能で決まります。
- このプログラムを使用したことによるいかなる損害についても、作者はいっさい関知いたしません。
- コンピュータ思考中は、Appletを止めることができません。難しい問題を解かせるときは注意してください。
高田将棋 Home