私的2009将棋界10大ニュース

Posted on 2009 年 12 月 26 日 21:41 by Junichi Takada in 将棋

明日週刊将棋が来る前に、2009年の将棋界の話題を私なりにまとめてみたい。なお、これは完全に私の趣味が反映されたものであり、世間の見方とは異なることをご了承願いたい。

【1. どうぶつしょうぎ大ブレイク】

1番はどうぶつしょうぎでしょう。将棋の話題ではないが将棋ライクゲームでかつてこれほど話題になったものはない。

【2. Twitter bot登場】

GPS将棋に続き、Bonanza大槻将棋が登場。控え室や観戦記で話題になるなど、中継の見方に一石を投じた。

【3. コンピュータ将棋プロに迫る】

5月に行われた第19回世界コンピュータ将棋選手権GPS将棋が優勝した。アマチュアトップクラスでも容易に勝てないレベルに到達した。Bonanzaのソース公開、合議アルゴリズムの登場など、ブレイクスルーの予感がする。

【4. iPhone用アプリ】

スマートフォンであるiPhoneは比較的容易に参入でき個人プログラマにとって魅力的な市場である。将棋ソフトでは柿木義一さん5五将棋K55に続き柿木将棋が売れている。その後、何種類か将棋ソフトがリリースされたが、柿木将棋ほどには数が出ていないようである。個人的にはKifuの方が良く使っているのだが、ほとんど売れていないらしい。

【5. 瀬川四段フリークラス脱出】

フリークラスからの脱出が難しいことは良く知られているが、アマチュアからプロ入りした瀬川四段がこのハードルを越えたことは素晴らしい。着実に力を付けてきているようだ。

【6. 久保棋王新手7五飛】

三間飛車党の私としては、この話題をはずすわけにはいかない。序盤早々の新手を発掘した久保棋王の研究に拍手である。

【7. 深浦王位3連敗4連勝】

昨年の竜王戦に続き2回目の出来事、起こるときには起きるものだ。さらに、直後の週刊将棋10/7号のバトルロイヤル風間さんの4コマ漫画「オレたち将棋ん族」が近年まれに見るヒットだと思うのだが…

【8. 北尾まどか女流初段フリー宣言】

プロ棋士・女流棋士のあり方に一石を投じるものとしてそのチャレンジを評価したい。

【9. 不況(?)の影響】

世間は不況と言われているが、プロ将棋界はずっと前から不況である。新聞社頼みの経営が行き詰まっていることは明白。替わるビジネスモデルを出すことができていない日本将棋連盟に明るい未来はない。

【10. 大和証券杯システムトラブル続く】

女流最強戦でシステムトラブルが続いている。システムを更新してからトラブル続発ということだが、単なるテスト不足ではないのか。ネット事業は連盟の新たな柱であるはずだが、どうなっているのだろうか。

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Junichi Takada

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